〜宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町 五ヶ瀬町国民健康保険病院〜
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病院だより

腹腔鏡下手術について 2005年 7月号
by STAFF 2005/07/12(10:40 am)

このたび、当町立病院に腹腔鏡下手術装置一式が導入されます。そこで腹腔鏡を用いた手術について若干説明したいと思います。
 最近光学技術の発達により、それを応用した手術が多くの分野で盛んに行われるようになっています。胸部手術には胸腔鏡、関節内手術には関節鏡、そして腹部手術には腹腔鏡があります。方法は、手術する部位にカメラを挿入して、光ファイバーを通して臓器をテレビモニターに映し出し、モニターを見ながら別のところから手術器具を挿入して手術操作をします。この方法のいい所は創が小さくてすむ、術後の痛みが少ない、回復が早いなどがあります。そこで我々の専門分野である腹部手術における腹腔鏡の役割についてさらに述べてみます。

 腹腔鏡がいち早く取り入れられたのは胆嚢摘出術においてです。以前はみぞおちから臍の上まで皮膚切開を加え、開腹して直接手で手術していました。腹腔鏡を用いると、臍の上、みぞおち、右わき腹2ヶ所、計4ヶ所に約1cmの小さな創ができるだけで術後はほとんど分からないくらいになります(個人差はあります)。また、術後の痛みも少なく、術後の癒着も起こりにくいといわれています。そういう利点があり、今では胆嚢摘出術の標準術式となっています。
 ただし、過去に上腹部の開腹手術の既往があり癒着があると思われる症例や、胆嚢の炎症所見が強い症例では不可能なこともあり、そのときはやむを得ず開腹しなければならないこともあります。したがって胆嚢内結石(胆石)や胆嚢ポリープなどがある人は早めに摘出していたほうがいい場合もあります。さらに最近では胃切除、大腸切除にも応用されはじめています(症例が限られますが)。
 私は前任地でこの手術も多数経験してきています。胆嚢に結石やポリープがある方一度相談いただけるといいかと思います。
                    (文責:松岡由紀夫)


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